2008年10月14日
大阪に孫娘をやるということ
マンションを案内するとき、下宿する学生さんの多くは、未成年の方なんですね。
なので、 「親御さんと一緒に来てね」 っていつも云っているんですね。
で、大概は、お母さんかお父さんが来てくれる訳です。
( でも、もし自分がその年齢で同じ状況だったら、「一人で行きます!」なんて
云っていたように思います…。 )
( が…、契約には、保証人を立てねばならないので、 やはり、一緒に来られた
方が、説明が省けるので、あとあと面倒なくていい、と今では思います。 )
( そして、可能な限り、親子で、どんな部屋がいいか、実際の物件情報を片手に
2,3件決めておくといいかな、と思います。 その話し合いのなかで、予算をはじめ
住まいに対しての親子の考え方が、お互い見えてきますからネ。 )
でも、今回来てくれたのは、おばあちゃんと孫娘さん でした。
二人の様子を眺めていると、いっしょにズッと暮らしてきた様子が分かります。
キャピキャビのいまどきの感じではなく。
ほっぺたの赤い素朴なお孫さん
もんぺ姿の似合うおばあちゃん。
そんなふたりです。

楽しげな部屋選びの様子の中で、どこかさびしげな表情がちょこっとみえたように
思えます。
きっと、帰りの列車のなかで、やがては別れて暮らす時のことを考えて、黙りこくっているんじゃないだろうか……。
帰っていく二人の後ろ姿に、そんなことを思いました。
では…。
