2009年02月20日
オオサカ 犯罪対策22倍
09年度の大阪市の予算案がでました。
いわば犯罪対策に、ビジネス的手法を取り入れたわけである。
大阪市長曰く、
「自己採点は100点以外の何ものでもない。そうでないとお示しできない」
内容はともかく、元アナウンサーさすが、ソフトな大阪弁が印象的な会見でした…。
さて、この予算案で…個人的に注目したのはコレ。

街頭犯罪発生件数全国ワースト1(4万4千件)というのは、いただけません。
というのも、このワースト1などの数字はデータ的についてまわりますし、コノ手の問題は放って
置くと加速的に悪くなっていきますから、わが町オオサカとしては、多くの人に集まってきて欲しい
ワケで、優先順位は相当高くなくてはいけないと思っているんですね。
まあ、この対策費4億円が多いか少ないか、他の都市でデータと比較してみないと分かりませんが
この前年比22倍というのは、やはり、インパクトは大きいですね。
(これまでが少なすぎたのかもしれませんが…。)
で…犯罪対策で思い出されるのが、 ニューヨーク市長だったルドルフ・W・ジュリアーニ氏。
ニューヨークの犯罪を大幅に削減したことで非常に有名です。
彼が市長の間、ニューヨークの犯罪発生率を60%削減し、殺人は70%減らしたんですね。
対策は、主に三つ。
■「ブロークン・ウインドー・セオリー(割れ窓理論)」、これは小さなことにも注意を払い、窓ガラスを割るような軽微な犯罪も許さないということで、それを持続すると全体的なモラルが向上し、重大犯罪も減ってくると言う理論。日本でも、ペンキでいたずら書きが多発するところでも、たとえ賽の河原の石積みのように無駄に思えても徹底的にきれいにし続けると、そのうちいたずら書きが激減することがあるので、その有効性は認められていた。
■「コンプスタット:COMPSTAT: Computerized Crime Statistics(コンピューターを活用した犯罪統計による管理システム)・プログラム」という警察と共同で開発した犯罪を計測するプログラムです。毎日、市内77カ所の警察署から上がってくるクライムレポートをコンピューターで集計・分析し、警官をいつ、どこに多く配置するのか決める材料にする。
犯罪というものは、特定の時間に特定の場所で起きやすい。それをデータで分析して、週1回、コンプスタットミーティングを開き、配置などを決める。
■警官の数を増やしたこと。いくら理論やデータがあっても警官が足りなければ意味がない。コンピューターで必要な人数を割り出し、4万1000人まで増やした。
…どうでしょうか?
極めてビジネス的なアプローチで、ニューヨーク市は取り組んだワケですが、コレくらいのコトを
し始めてもいいのかも知れませんネ。
では…。
いわば犯罪対策に、ビジネス的手法を取り入れたわけである。
大阪市長曰く、
「自己採点は100点以外の何ものでもない。そうでないとお示しできない」
内容はともかく、元アナウンサーさすが、ソフトな大阪弁が印象的な会見でした…。
さて、この予算案で…個人的に注目したのはコレ。

街頭犯罪発生件数全国ワースト1(4万4千件)というのは、いただけません。
というのも、このワースト1などの数字はデータ的についてまわりますし、コノ手の問題は放って
置くと加速的に悪くなっていきますから、わが町オオサカとしては、多くの人に集まってきて欲しい
ワケで、優先順位は相当高くなくてはいけないと思っているんですね。
まあ、この対策費4億円が多いか少ないか、他の都市でデータと比較してみないと分かりませんが
この前年比22倍というのは、やはり、インパクトは大きいですね。
(これまでが少なすぎたのかもしれませんが…。)
で…犯罪対策で思い出されるのが、 ニューヨーク市長だったルドルフ・W・ジュリアーニ氏。
ニューヨークの犯罪を大幅に削減したことで非常に有名です。
彼が市長の間、ニューヨークの犯罪発生率を60%削減し、殺人は70%減らしたんですね。
対策は、主に三つ。
■「ブロークン・ウインドー・セオリー(割れ窓理論)」、これは小さなことにも注意を払い、窓ガラスを割るような軽微な犯罪も許さないということで、それを持続すると全体的なモラルが向上し、重大犯罪も減ってくると言う理論。日本でも、ペンキでいたずら書きが多発するところでも、たとえ賽の河原の石積みのように無駄に思えても徹底的にきれいにし続けると、そのうちいたずら書きが激減することがあるので、その有効性は認められていた。
■「コンプスタット:COMPSTAT: Computerized Crime Statistics(コンピューターを活用した犯罪統計による管理システム)・プログラム」という警察と共同で開発した犯罪を計測するプログラムです。毎日、市内77カ所の警察署から上がってくるクライムレポートをコンピューターで集計・分析し、警官をいつ、どこに多く配置するのか決める材料にする。
犯罪というものは、特定の時間に特定の場所で起きやすい。それをデータで分析して、週1回、コンプスタットミーティングを開き、配置などを決める。
■警官の数を増やしたこと。いくら理論やデータがあっても警官が足りなければ意味がない。コンピューターで必要な人数を割り出し、4万1000人まで増やした。
…どうでしょうか?
極めてビジネス的なアプローチで、ニューヨーク市は取り組んだワケですが、コレくらいのコトを
し始めてもいいのかも知れませんネ。
では…。

Posted by ずか at 23:54│Comments(0)
│大阪の話題
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