2008年10月15日
中之島川床
「川床」と云えば、京都が有名ですよね。
こんな感じのやつです。


京都の夏の風物詩になっています。
阪急河原町駅で降りればそこから徒歩で、鴨川にでればスグ見れます。
その「川床」がココ大阪にも、期間限定ではあるものの、今、出されている んですね。
北浜テラス実行委員会と水都大阪2009実行委員会(平松邦夫会長)は、平成20年10月1日(水)~10月31日(金)の1ヶ月間にわたり、土佐堀川で大阪川床「北浜テラス」を実施します。
これは、淀屋橋~葭屋橋(東横堀川)間の土佐堀川左岸に床を設置し、水都大阪の魅力を直に感じてもらおうという事業です。「大阪にも川床などの風物詩がほしい」「大阪を川と陸がつながる水都にしたい」「もっと水に近づきたい」という考えで活動してきたNPO、同様の思いで活動してきた地元の店舗やビルオーナーの動きがここで一気に合流し、このたび北浜の土佐堀川左岸に川床を出すことになりました。
今回の事業エリアは、土佐堀川はもちろん、大阪市中央公会堂や中之島公園、難波橋が眼前に広がる、大阪市内でもっとも景観に恵まれた立地のひとつですが、今までは建物が川に背を向けて、その利点を生かしきれていませんでした。しかし、北浜・中之島界隈では、地域の魅力再生をテーマに活動するNPO等が水辺を生かしたまちづくりを提言し、大阪府が中心になって河川空間の規制緩和を進めています。今回の大阪川床「北浜テラス」は、このような周辺環境が整ったことも追い風になり実現するものです。
今回川床を出すのは、地元の3店舗(「イタリア料理・OUI」「手打ちそば・てる坊」「泉州魚料理・十六夜北浜店」)です。今年は1ヶ月間の実施ですが、主催者は今回の取り組みを来年度以降の常設設置を実現するための実証実験と位置づけています。中之島公園の整備が進み、今後舟運との連携が図られれば、川から見た景観は随分と向上するものと期待されます。

なるほど。
そういえば、市内に川はあるものの、川を活かした施設や取り組みのイメージはこれまで
なかったように思います。
京都の川床のようなモノがもっとあってもいいですよね。
でも、ビックリというか、知らなかったのがこの記事。
河川法で規制がかかっているということ。
【河川法】
河川法では、公共性や治水上の理由から水上や河川敷での店舗開設を原則禁じている。約400年の歴史がある鴨川の納涼床は「地域への定着」を理由に例外的に認められている。国土交通省は「地域再生」の一環なら水上店舗を容認する規制緩和を自治体に示しており、大阪でも来春から川床の常設を目指す。
こんなイベントの記事を通して、さまざまな規制の在り方を考えるようになりますね。
では…。

Posted by ずか at 23:06│Comments(0)
│大阪の話題
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