京セラ稲盛会長から若者へ

ずか

2009年03月17日 23:00

かたい話をします。

京セラの稲盛会長の話です。


稲盛和夫会長とはこんな人。



 <稲盛和夫の言葉>


人生・仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力

 能力とは、才能や知能といった「先天的な資質」を表し、熱意とは、情熱や努力する心といった「後天的な努力」を表す。考え  方とは、哲学や思想、倫理観といった生きる姿勢、それらをすべて包含した「人格」を表す。本人によると、最も大事なものが考 え方であり、能力と熱意は0点から100点までの点数があるのに対し、考え方は-100点から100点までが存在する、とされてい る。


動機善なりや、私心なかりしか

DDIを設立し、電気通信事業へ参入するにあたって、自身の動機に利己的 な心、「私心」がないかと、半年間にわたり自問したときの言葉。


コレは、そんな稲盛会長の、今日日の若者に対する見方を伺える記事です。








若者の「気楽に生きたい」「楽して稼ぎたい」という労働観…云々。



若者のみんながみんなそうではないでしょうけどね。


でもこれにつづく稲盛会長の言葉があたたかい。


「結局は本人が苦労する」


さらに…。


コレを助長してきた労働行政・政策があやまっていたのだ…というのが会長の見方だ。


若者が安易に生きることを、周りの大人達はいさめることをせず、それを認め、むしろ乗っかかって
しまった…ということでしょう。




極めて単純な、別の視点でこの問題をみている稲盛会長。


脱帽です。



では…。


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