近畿大学への近道

ずか

2009年03月20日 22:33

阪神なんば線の開業で、コレだけ大々的に広告をうった大学はないでしょうね。


近畿大学。






近畿大学への近道、とはうまく云ったものです。


確かに、阪神間の学生は、これだけネームバリューのある大学ですから、近道ができれば
進学先としてまちがいなく検討するでしょうね。


阪神間の学生は、大阪南部や奈良方面の学校を…

奈良・大阪南部の学生は阪神方面を…


相互乗り入れで、学生を奪い合うことになるわけですから、こいうった場合、元々の強者は
より強くなるわけです。


ということで、いろんなコトをネットで検索していたら…こんな記事をあらためて…発見。





■「阪神なんば線開通控え、大学受験生争奪戦が激化」(MSN産経ニュース)




 阪神鳴尾駅が最寄り駅の武庫川女子大(兵庫県西宮市)の担当者は「なんば線の開通で、特に奈良県に注目している」と力説する。

 武庫川女子大は来春の受験から、これまでの東京、名古屋、福岡などの受験会場に加えて、新たに奈良会場を設置する。さらに、全国各地で行う学校相談会のうち奈良会場での開催を2回に増加。大学職員による奈良県内の高校訪問の回数も増やし、奈良在住者にとっての通学の利便性を積極的に説明しているという。

 一方、大阪や奈良にある大学にとっては、阪神間が新たなターゲットに。08年度に入ってから、帝塚山大(奈良市)、奈良女子大、大阪樟蔭女子大(東大阪市)などの広告看板が阪神梅田、西宮、三宮などの各駅に設置された。


 近鉄大阪線の長瀬駅が最寄りとなる近畿大学(大阪府東大阪市)は、オープンキャンパスが開催される時期に合わせ、7月と8月の2回にわたり、約1万3000枚のポスターを阪神電車とJRの車内に掲示。開通に伴うアクセス向上にふれたうえで「近畿大学への近道です」とキャッチコピーで受験生にPRした。

 近大によると、08年度の入試でも全受験生9万6000人のうち1万5000人が兵庫県在住者。もともと兵庫県の受験生は多かったというが、なんば線の開通に伴って「さらに受験生の増加が期待できる」ともくろむ。

 最近の受験生は、経済的な理由や少子化傾向にともなう親の意向などにより、下宿生活を敬遠する人も増加。大学選びの重点項目として「通学アクセス」をあげる人が少なくないという。近大の担当者は「なんば線の開通で、両沿線の受験生が流動化することは間違いない。これを機会にしっかりとアピールしたい」と話していた。



そうなんですよね。


アクセスがよくなる、ということは下宿する学生が減る…という側面がありますね。


そんな関係の仕事をしているクセに、すっかりこの認識が抜け落ちていました…。


でも、今後人の動きがどうなるか、街が活性化することは期待され、楽しみです。


では…。








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